フローリングのカビの落とし方｜フローリングの掃除方法

毎日過ごしているフローリングにカビが生えることがあります。

賃貸住宅やマンションは全室フローリングという場合もあり、布団をじかに敷いている人もいます。また、お子さんがいてクッション代わりにカーペットを敷いているご家庭もあります。

布団やカーペットを敷きっぱなしにしていると下に湿気が溜まって、床の湿度が高くなり、カビの原因となります。

カビは湿度７５％、気温２０℃を超えるとさかんに繁殖します。一日中、締め切りの部屋や結露のできる部屋にもカビが増殖します。

スポンサードリンク

カビを掃除機や箒で掃除することは止めましょう。

カビの胞子が舞い上がって部屋中に飛び回ります。それを吸い込んだり、皮膚につけたりしては、健康上よくありません。

カビの掃除にはアルコールが適しています。

しかしアルコールは床を脱色したり傷める場合もあります。

テストしてから、使用しましょう。アルコールは７０～８０％の濃度で使用します。アルコールを水で薄めて、雑巾に浸けて拭きます。

作業は換気して手袋、マスクを着用して行います。アルコールに殺菌作用もあるのでカビ予防対策にも役立ちます。

アルコールで変色する場合は、水で薄めた逆性石鹸で拭き掃除する落とし方もおススメです。逆性石鹸にも消毒効果があります。

床にカビ汚れがある場合は、接触するカーテン、家具にもカビが繁殖しています。アルコールスプレーしたり、拭き掃除しましょう。

カビキラーや漂白剤など塩素系のカビ除去剤は変色の危険性が高いので避けましょう。

カビがワックスや合板の内部まで入り込んだ場合は、専門業者に依頼して処理してもらうか、フローリングの貼り替えの必要も出てきます。

換気に努め、カーペットや布団の敷きっぱなしはＮＧです。
また、汚れを溜めないように清潔に保って、カビ対策をしましょう。

布団を使用する場合は、除湿マットを敷いたり、カーペットも丸洗いできるものを選び、たまには外で干します。加湿機の使い過ぎにも注意します。

カビで黒ずんだ床は、見ためだけではなく、健康上問題があります。黒ずみになる前に、わずかなカビでも、即刻除去を心がけましょう。

スポンサードリンク